コラム:  70余年間封印されていたナポレオン・ヒルの著書 『悪魔を出し抜け!』

  • 2013.12.15 Sunday
  • 19:47
 PC環境のないところでは、書籍に興味がわきます。


ナポレオン・ヒルNapoleon Hill)という名前は、もうずいぶん前から

書店の”成功哲学コーナー”で目にしていました。が、

全世界で7000万部を売り上げた・・(実際は、さらに伸びているでしょう)

名著として知られる『思考は実現化する(Think and  Grow Rich)』

未だ読んだことがないのです。



そんな私が『悪魔を出し抜け!』という、力強いタイトルに思わず購入しました。


『思考は実現化する』を記した10年後の1938年に書き上げた原稿が、

ヒル氏の奥様の強い反対によって”封印”されたまま70年余を経て、

生誕130周年記念として、つい2年ほど前に世の中に出てきた書籍でした。



370ページほどの本文を、ようやく半分読んだ所です。

勿論、一冊完読のあとに感想を語るべきかもしれませんが、

私にとっては、ヒル氏が追求していく悪魔との対話の一つ一つが

本当にリアル・タイムに、今現在、そして未来にも警鐘を発してくれていることに、

強く感謝しています。



この前半のテーマは流される」。つまり、「自分では思考しない」こと。

自分では思考しない」とは、「積極的な思考をしない」ということでした。

悪魔はいいます

     人間を「流される」ことに習慣化させてしまえば、あとは人間の思考を

     いかようにもコントロールできるのだ・・と。

     人間が「自分の考え」だと思ってしまうようになるのだと・・。


そのために地上世界に準備してきた様々な”奥の手”を

ヒル氏の誘導で語り聞かせてくれています。



ヒル氏の態度は、実に厳格で、実に緻密で、実に確信に満ちています。



世界の人々を「成功」という「幸福」へ導くために、人生のほとんどを捧げた偉人だと、

カーネギー氏との出会いの話などで思っていました。

”嘘”や”作り話”ではないことを、なぜか実感します。


”悪魔”が私の思考中枢に出たり、入ったりしているのだろうと思えます。

”悪魔”とは、いとも”しごく普通”を装うものだとも思えます。




今は、ブログを書き始めた時よりも、「もっと”飛躍”した思考が必要だ!」と、

私の”もうひとつの思考”が励ましてくれています。



積極的に考える」という習慣は、自分の人生を守ることに直結している

強く思いました。









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Wornitz

〜ピタゴラスの手 HPより〜 Wornitz(ワーニッツ)を例えて言えば、泥水の入った容器をシェイクするようなものです。暫くするとシェイクされる前と同じように、その中身の比重に合わせて沈殿していきますが、しかし,どこをとっても「以前と同じではない」という状態、すなわち「秩序が変えられた状態」になっています。 泥水と違って私達の身体はもともと「より良くなろう」という性質が備わっており、Wornitz(ワーニッツ)によりシェイクされた後も無秩序に再構成されることはありません。常にベストな状態(秩序)を探りながら構成されていきます。そこに私達人間の素晴らしさを見ることができます。 その性質を最大限に活用させていただくことが、その時々の「最適な秩序」を構成する上でとても大切なことだと言えます。

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